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2021.12.28

年末年始休暇のお知らせ

玉野市の工務店で新築・リフォーム
【ひと手間を惜しまない大工と建てる家】
レビウス匠です。

2021年12月31日(金)〜2022年1月5日(水)

当社では上記の期間を
年末年始休暇とさせていただきます。

休暇期間中のお問合せにつきましては
緊急を要する場合を除き
休暇期間終了後に順次対応いたします。

なお、2022年1月6日(木)から
通常通りの営業となります🎍

休暇期間中はご不便をおかけいたしますが
ご了承くださいますよう
お願い申し上げます。

寒さも厳しさを増しておりますので
温かくしてお過ごしくださいね。

新しい年も皆様にとりまして
笑顔の花咲く一年となりますように😊
2021.12.22

海抜表示プレート

玉野市の工務店で新築・リフォーム
【ひと手間を惜しまない大工と建てる家】
レビウス匠です。

身近な場所に安心を

『海抜表示プレート』は
東日本大震災の教訓を踏まえ
発生した翌年の2012年から
市内138カ所の公共施設へ
玉野市が設置しているものです✨

日常生活の中で知らず知らずのうちに
海抜を意識することができ
もしものときに役立てられるようにという
市民への呼びかけを目的としています。

古くなったプレートのリニューアルと増設が
今年行われたのですが
当社レビウス匠も玉野商工会議所を通して
玉野市へ『海抜表示プレート』を
寄付させていただいています🤝

🌱田井市民センター
🌱田井小学校
🌱川尻公園
🌱御崎シーサイド集会所
🌱向日比コミュニティ
🌱芋沢中公園

今年は東日本大震災発生から
10年という節目を迎えた年でした。

玉野市でも先日
大きめの揺れを感じたばかりです。

何もなければ
「何もなかったね」で済む話です😊

ハザードマップを確認してみたり
身近な施設の海抜を参考にしてみたり…。

安心して暮らせる家の建つ場所に
改めて意識を向ける時間を作ってみませんか?

「当たり前」に過ごせることが
「当たり前」に続いていけるように
自分や大切な人を守るための備えは必要です!

大切な人と過ごす時間が増える年末年始🎍
防災に限らず普段はできない話をする時間も
少しだけ作られてみてはいかがでしょうか💫
2021.12.13

大掃除

玉野市の工務店で新築・リフォーム
【ひと手間を惜しまない大工と建てる家】
レビウス匠です。

12月13日は大掃除の日

大掃除は
平安時代の「煤払い(すすはらい)」を
原型とする「風習」と言われています🧹

平安時代の宮中行事であった「煤払い」は
新年を迎えるにあたり
その年に積もった一年分の煤を払うという
12月の宮中行事として欠かせないもの
だったそうです。

鎌倉時代に寺社仏閣に広がり
江戸時代には一般庶民にまで
広く行き渡るようになりました。

煤や埃などの目に見える汚れを
単に掃除するというだけではなく
お清めのはたらきがあるともされています。

江戸時代の人々は
この時期に一年の汚れを落とすと同時に
家も身も清めた状態で
お正月を迎える準備をしていたんですね✨

なぜ大掃除が12月13日なのか🤔

諸説ありますが📚
身を清め家に籠もり災いを避ける「物忌み」
と呼ばれる期間が始まるのが12月13日で
この日に「煤払い」が行われていたことが
始まりなんだそうです。

大掃除は単なる掃除ではなく
各家庭が囲炉裏を持つことが
当たり前だった江戸時代から
各家庭から囲炉裏がなくなった現在まで
伝統として受け継がれている「風習」です。

そう思ってみると
いつもより少しだけ
“やる気が出る気”がします🙄

…とはいえ
家中を掃除できれば理想的ですが
そうもいかないのが現実💧

大掃除の原型は「煤払い」です!
伝統ある日本の「風習」です!

せっかくなので💫
伝統文化を体感するという意味で
家具の上や窓ガラスに換気扇など
いつもは目に付きにくかったり
手が届きにくかったりする場所を覗いてみて
埃を払うだけ払ってみるというのは
いかがでしょうか?

そして…もし余裕があれば😊
お正月の風習 もお試しください。
    ⬇︎⬇︎⬇︎
🎍年神様への目印である玄関の門松やお飾り
🎍年神様のご神体をあらわす鏡餅
🎍年神様へのお供えものである御節料理
🎍年神様から与えられる魂を指すお年玉 etc.
2021.12.08

二重窓・内窓・二重サッシ

玉野市の工務店で新築・リフォーム
【ひと手間を惜しまない大工と建てる家】
レビウス匠です。

窓による快適性

二重窓・内窓・二重サッシは
今ついている窓の内側に
もう一つ窓を取り付けることで
どの呼び方も同じものを示しています。

北海道や東北地方などの寒冷地で
断熱性の向上や窓の凍結対策として
戸建・マンションを問わず
新築の段階から一般的に採用されてきた
“工事の方法”なんです。

最近では温暖な地域でも
省エネや防犯・防音などの面から
採用される場面が多くなりました。

後からでも行うことが可能な工事でもあるので
リフォーム工事としても
多く採用されているんですよ💫

ちなみに💡
同じような場面で耳にする機会が多い
ペアガラスという言葉なのですが
これは二重窓・内窓・二重サッシとは
違うものなんです⚠️

ペアガラス(複層ガラス)は
“工事の方法”ではなく
サッシに納まっている“ガラスそのもの”を
示しています。

この20年ほどで
飛躍的に新築戸建て住宅への採用が
増えてきているガラスです。

リフォーム工事で採用する際には
取り付けに付属部材(アタッチメント)が
必要な場合が多かったりと
注意するポイントもありますので
いまの状態や必要な内容を確認された上で
工事されることをご検討ください😊

話を戻しますが…
二重窓・内窓・二重サッシの
メリットとデメリットは
こういったこと⏬が考えられます🧐

◯ 断熱性    ✖️価格が高い
◯ 結露対策   ✖️掃除がしにくい
◯ 防音効果   ✖️窓の開け閉めが面倒
◯ 防犯対策   ✖️設置上の制約

このようなメリットはそのままに
デメリットを解消する方法のひとつに
内障子があります。

昔ながらの和障子と違い
現代的なデザインも多くなっているので
和室だけではなく
洋室もすっきりとしたモダンな空間に
仕上げることもできるんです✨

内障子 については
近々ご案内させていただきますね!
2021.12.06

✿ 職人さんを募集します ✿

玉野市の工務店で新築・リフォーム
【ひと手間を惜しまない大工と建てる家】
レビウス匠です。

工夫を凝らす日々

このたびレビウス匠では
一緒に汗を流したり
次の展開を新しく考えたり…
時間や思いを共有できる職人さんを
募集することにいたしました!

経験のある方はもちろんですが
未経験の方でも大丈夫です😊

最初はできることを見つけながら
少しずつお任せしていくことになりますが
将来的に独り立ちをしたいという夢を
持たれている方も応援していきます👍

『こうしたら、どうだろう?』
『この次は、こんな風にしよう!』など
誠実さを意識して共に工夫をしながら
日々を積み重ねていきたいと思います。

詳細につきましては
コチラをご確認ください💫
 ↓
レビウス匠の職人募集
2021.11.30

町並み保存地区

玉野市の工務店で新築・リフォーム
【ひと手間を惜しまない大工と建てる家】
レビウス匠です。

ひとの繋ぐ力

伝統的な建築等が残る町並みを
保存することによって
その町ならではの個性や魅力を再生させたり
住民の生活環境を整備することを
町並み保存というそうです📖

国が文化財保護法に基づいて選定する
“伝統的建造物群保存地区”や
県や市の景観条例などに基づいて指定する
“町並み保存地区”のほかにも
有志の方が町並み保存会などを結成して
町並み保存運動を展開するものもあります。

少し難しい説明が並びますが
第2次世界大戦後の急速な復興と
経済成長の陰で失われていく伝統的な建物や
当たり前に存在した景観を残すため
保護し活用する取り組みを
国が後押しするようになったんだそうです🧐

そのため指定されたエリア内では
たとえ自分の土地や建物であっても
景観を損ねるような新築や改築などは
自由にできなくなっています。

町並みとの違和感があるものは認められず
申請などの手間や金銭的な負担もあるため
補助金が出ることも少なくありません。

国が選定した“伝統的建造物群保存地区”は
岡山県内にも三ヶ所あります。

まず一つ目の倉敷市の倉敷川畔は
岡山県を代表する観光地のひとつで
商家町が並ぶ美観地区で有名です💫

白壁の町並みや倉敷川沿いの柳並木
明治時代以降に建てられた洋風建築などが
調和した景観が楽しめます。

次に二つ目の津山市の城東では
江戸時代の城下町や陣屋町を基礎とした
風情を味わえます。

津山城の堀にもなっていた宮川を渡ると
約1kmも商家が続く町並みがあり
国や県が指定する文化財なども
数多く公開されているそうなんです。

最後の三つ目の高梁市の吹屋町は
山間部に位置する鉱山町で
銅とベンガラの生産で栄えた町です。

銅鉱脈の近くで良質なベンガラが生産され
ベンガラを生産した豪商の家は
間口の大きい町家となっています。

瓦は赤褐色の石州瓦
土壁には地元の赤土が使われ
格子もベンガラで塗られるなど
特有の赤い色が印象的な町並みです✨

岡山県が指定する“町並み保存地区”も
昔の風情を色濃く残す町並みとともに
地元の方や文化の交流拠点として
賑わっています。

古民家を再生したギャラリーで
作品展示やミニコンサートなどを開催したり
子どもでも気軽にできる体験教室があったり
地元食材を楽しめる場所があったり…。

実際に足を運ぶと
町並みや景観を保存していくためには
多くの人の力が必要なことを改めて感じます🤝

自治体のなどの
『町並みを守る』という方針がなければ
保存していくことはできず
地域に住んでいる方の理解と協力は
欠かせません。

そして…ここでも昔から今に続く
いろんな職人さんの技術を目にします🌟

県外や海外で異文化に触れることは
とても楽しく刺激も大きいですが
岡山県内にも新しい発見や面白さは
きっとたくさんあるんです!

日常とは違う時間の流れを感じながら
ほんの数時間だけでも
体験したり散歩したり
何もしないでボ〜ッとしたりする時間を
過ごしてみるのも
たまにはイイですよね😊
2021.11.25

ホールダウン金物

玉野市の工務店で新築・リフォーム
【ひと手間を惜しまない大工と建てる家】
レビウス匠です。

個性を補い合う相性

木造軸組工法の建物で使用する
補強金物のひとつに
ホールダウン金物があります。

地震や台風など外からの強い衝撃で
柱が土台や梁から抜けるのを防ぐために
柱脚と呼ばれる柱の脚元の部分や柱頭に
取り付けられます。

現在では必要不可欠な金物とされていますが
阪神・淡路大震災が起こった当時は
2階建て住宅を建てる際に
構造計算の義務付けがなく
接合部に使用する金物も
定められていませんでした📖📚

そのため多くの住宅では
ホールダウン金物が使用されておらず
全壊や半壊などの被害が出ています。

義務付けのない状況でも
ホールダウン金物を使用していた住宅や
当時から構造計算の義務付けがあった
3階建て以上の住宅では
倒壊被害が極めて少なかったため
その重要性に注目が集まりました👀

こういった経緯があり
震災以降の新築住宅には
ホールダウン金物が使用され始めます。

使用されてはいるのですが…
柱が引き抜かれることはなく安心である
とも言い切れません💨

新潟県中越地震や熊本地震においては
強い地震力を受けた際に
ホールダウン金物自体が破断したり
湾曲してしまったりするケースも
あったそうです。

倒壊を免れた住宅でも
柱が床から浮き上がってしまい
気密性が著しく下がったという報告も😓

地震などの強い衝撃を受けたときには
木は木として
鉄は鉄として
バラバラに動くと考えられます。

鉄筋コンクリート造では
鉄筋とコンクリートの個々の性質が
長所と短所を互いに補い合うため
一体化して強度を発揮します。

それに比べ
木と鉄は一体化しません⚠️
実は…
もともと木と鉄は相性が悪いんです🙄

それに加えて
木は鉄が嫌う水分を吸湿し
鉄が錆びる原因となります。

金属は木と違い
熱を通しやすいので
木と金物の間で温度差を生じさせます。

この温度差により結露が起こやすくなり
これもまた鉄が錆びる原因となります。

そして更に錆びた鉄が膨張して木材を傷める
という負のループに😱

金物を取り付けることで
一見すると極めて安心な印象になりますが
木と鉄は一体化しないため
計算以上の大きな力が加われば
鉄が勝ち木が負け
木材が割けることも考えられます。

やっぱり✨木には木!

伝統工法の 込み栓(こみせん)
性質を活かす理にかなった技法なんだと
つくづく感じます💫

日々の生活を考えるのであれば
倒壊しないだけではなく
たとえ震災の被害を受けたあとでも
気密性や断熱性が保たれる耐震性能が
求められます。

耐震性を確保するためにも
心地よく住み続けるためにも
金物だけに頼るのではなく
材料の相性やバランスを
うまく取り入れることが大切です☝️

住みやすさを考える生活動線も含め
家としての強度や機能など
いろんな方面から未来を想像した設計と
職人さんの経験と技術を取り入れた施工が
必要なんです!

安心できる暮らしのある家づくりをするために
内装や外観だけではなく
目に見えない構造部分についても
目を向けてみることを
気に留めておいていただきたいです😊
2021.11.18

「いい家の日」

玉野市の工務店で新築・リフォーム
【ひと手間を惜しまない大工と建てる家】
レビウス匠です。

“HOUSE”と“HOME”

本日11月18日は
一般社団法人 日本記念日協会認定の
「いい家の日」です。

なぜ11月18日が「いい家の日」なのか
というと…
日付が「11(いい)18(いえ)」という
単純な語呂合わせみたいです🤣

多くの人に
『自分にとって「いい家」とは何か』
ということを考えてもらうことを目的とした
記念日なんだとか。

「いい家」と一語で表現されていても
具体的に考えていくと
人によって条件がいろいろ違うのが
面白いですよね!

ずっと住み続けたい人もいれば
子供の成長や自身の生活ステージに合わせて
住み替えをしたい人もいます。

新しく家を購入する際には
いっぱい悩んで自分が納得した「いい家」に
住みたいと誰もが思います。

これから家を購入する方だけでなく
賃貸か持家かも関係なく
当たり前のように今住んでいる住宅について
関心を持ってもらうことも
目的のひとつとされているそうです✨

“HOUSE”と“HOME”は日本語に訳すと
どちらも「家」になってしまいますが
似て非なるものなんですよ🏠

“HOUSE”は一軒の「家」
建物そのものを指します。

これに対して
“HOME”は人が「住んでいる場所」
暮らしのある我が家を指します。

「家」に限ったことではなく
自分にとって「いい」とは何か…
改めて自分と向き合う時間を過ごす日にしても
良いかもしれないと感じた
「いい家の日」でした😊
2021.11.16

黒柿(くろがき)

玉野市の工務店で新築・リフォーム
【ひと手間を惜しまない大工と建てる家】
レビウス匠です。

神秘の銘木

黒柿とは
白と黒の縞模様をもつ柿の古木です。

樹齢150年以上の古木のうち
数万本に1本の割合で
年輪とは異なる紋様が幹に現れています。

柿は一般的に折れやすく
建築材料になりにくいのですが
茶道、華道、香道などの
日本文化の源流となった鎌倉・室町時代以降
武家流儀の茶室や総黒柿の書院など
古来から銘木として珍重されているんです☝️

なぜ年輪とは別の紋様が出てくるのか?
はっきりとした理由は
現在も解明されていないそうです🤔

墨汁を流したような穏やかな色合いで
強すぎる主張をしない黒色は
日本人の美的感覚に馴染む風合いを演出し
昔から高級木材として扱われてきました。

繊細な細工が美しい指物などに
使われることが多い木材でもあるのですが
黒い部分と他の部分とでは密度が違い
乾燥や加工が難しく
とても高度な職人の技を必要とします。

黒柿は入手から乾燥や加工に至るまで
すべての工程において希少価値が高いため
最高級木材とも称されるほど
銘木と呼ばれる木材の中でも
特に希少な銘木です🌟

寛政九年の『染物秘傳(そめものひでん)』に
黒柿色の染色法が記されていたり
正倉院宝物として納められている
琵琶や琴に鞍や厨子など20点以上にわたって
黒柿が使われていたりと
昔から黒柿を珍重していた様子が伺えます。

一方でWEB上で使うカラーコードに
色見本が定めらていたり
つい先日も会津若松市で
黒柿を使った工芸品の展示会があったりと
今もなお幅広く息づいてるんですよ😊

黒柿の背景を知っていくうちに
他の木にはない紋様や
ひとつとして同じものがない色合いは
見る人の心を惹きつける不思議な魅力と
圧倒的な存在感に満ちているようにも
感じてきませんか?

肌触りも滑らかで
とても心地の良い触感なんです✨

この触感は是非体感していただきたいので
機会があれば手に取って
この質感を感じてみてくださいね!
2021.11.11

鬼瓦

玉野市の工務店で新築・リフォーム
【ひと手間を惜しまない大工と建てる家】
レビウス匠です。

昔の鬼と今の鬼

和風住宅の棟の端などに設置される瓦を
鬼瓦といいます。

建物のシンボル的要素が強い鬼瓦は
神聖な場所とされる棟端に
建物の守護を目的として
古くから使用されてきました。

厄災除けの意味を持つものや家紋など
様々なデザインがあったのですが
昔は鬼面👹のデザインが多かったため
鬼瓦と呼ばれるようになったそうです。

時代の流れとともに
鬼面に代わって雲・植物・浪をはじめ
宝珠や七福神など
デザインの種類が増えていきました。

鬼瓦と聞くと
鬼面や華やかな装飾が施されたものを
連想しがちなので
最近主流になっているシンプルなものも
同じように鬼瓦と呼んでいるのが
不思議な気分になる瞬間があります🤫

ちなみに✨
今は展示が終わっているのですが
鬼師と呼ばれる鬼瓦の職人さんが
大人気の“鬼のアニメ”とコラボして
鬼の瓦のモニュメントを製作したことが
話題になっていました。

伝統と流行を融合させることで
伝統のある技術や作品を
身近に感じやすくなる気がしませんか?

そんな機会が増えていくと
見過ごされていた良さを再認識できたり
新しい魅力が生まれたりと
愉しみ方も広がっていきそうですね🎶