2021.07.30
玉野市の工務店で新築・リフォーム
【ひと手間を惜しまない大工と建てる家】
レビウス匠です。
2階まるごとリフォーム中! ✧その3✧
ベランダに続く掃き出し窓を
腰窓にしました✨
利用頻度が少なくなったベランダですが
躯体はしっかりしているので
完全には撤去せず
不要なモノだけ取り除いています。
窓の腰高は規定された安全基準があるため
簡単には乗り越えられない高さに
なっているのですが
物を落とす危険性なども考慮すると
『今あるカタチを残して活用する』
というベランダを残す選択もアリですよね😊
もちろんベランダの撤去費用を
大幅に削減することもできます!
掃き出し窓から腰窓へのリフォームにより
風通しや採光性の良さと
開放感のある眺望はそのままに
部屋の雰囲気が大きく変わりました。
窓下に壁があると
家具を置くことができるようになり
部屋のスペースを
有効に使えるのも魅力の1つです🌟
他にもカーテンやブラインドなど
窓周りのアイテムが
掃き出し窓の場合より
お安く楽しめるようにもなりますよ。
腰窓にしたことで
インテリアの幅が広がるので
リフォーム後の部屋が
どんなレイアウトに仕上がっていくのかも
楽しみになってきます♪
2021.07.16
玉野市の工務店で新築・リフォーム
【ひと手間を惜しまない大工と建てる家】
レビウス匠です。
雨樋の寿命目安は20~25年!
雨樋がなかったらどうなるのか🤔
考えたことはありますか?
マンションやビルなどにも
当たり前に取り付けられている雨樋。
最大の役割は
“水の浸入よる建物の腐食を避けること”
です。
現存する最古の雨樋と言われているのが
奈良時代に建立された
『東大寺三月堂』の木製樋です。
現在と同様に
雨水を排水し建物を守る役割を果たす雨樋は
神社仏閣を中心に普及してきたそうです。
江戸時代より前の一般住宅は
屋根自体が雨水を吸収する茅(かや)などを使った
草葺き(くさぶき)だったので
雨樋は使われていませんでした。
江戸時代になると
住宅事情が変化したり
幕府が防火のために
瓦屋根を奨励したりしたことで
一般住宅にも雨樋が広まります。
雨樋がなく屋根や地面に雨が直接落ちると
水溜まりや溝を作ってしまうだけではなく
外壁や基礎に雨水が弾け飛び
雨が降るたびに劣化を早めます😓
雨樋が無く2階の屋根から1階の屋根に
雨水が瓦にダイレクトに落ちてしまうと
雨量の多い日には瓦と瓦の隙間に
雨水が入り込み雨漏りの原因に…。
他にも排水機能が充分でないことが原因で
建物に湿気がこもった状態が続き
コケやカビが生えたり
シロアリが発生したり
家へのダメージも大きくなります。
屋根や地面からの雨水の跳ね返りや
窓や天井から聞こえる騒音は
ご近所の方々に迷惑をかけてしまうことも💧
雨漏りだけでなく
雨水による汚れや外壁の劣化から
ご近所トラブルまで
家を守る役割を持つ雨樋は重要な建材です。
ちなみに…
塩化ビニルなどの化学製品がない50年以上前
雨樋の素材といえばブリキでした。
金属板を加工して雨の侵入を防いだり
屋根や外壁などを仕上げたりする
建築板金の職人さんも重要な存在です✨
2021.06.29
玉野市の工務店で新築・リフォーム
【ひと手間を惜しまない大工と建てる家】
レビウス匠です。
土のトンネルはシロアリの通り道!
シロアリは自分たちが通るために
トンネルのような通り道を作ります。
この通り道を蟻道(ぎどう)といいます。
シロアリの皮膚は薄く
日差しに当たると数分間で
脱水になり死んでしまうくらい
乾燥は大敵なんです。
その乾燥を防ぐために
欠かせないのが蟻道です。
この蟻道を見つけることが
シロアリ被害を早期発見するポイントの
ひとつでもあります💡
クロアリや地蜘蛛、ドロバチなども
蟻道に似たようなものを作るのですが
シロアリのように
硬い土の塊では作りません。
触ると簡単に砕ける土だったり
ふわふわした柔らかい感触になっていたりと
違いは分かりやすいと思います。
…ですが⚠️
シロアリの蟻道だと分かっても
蟻道を壊すのは逆効果です🈲
蟻道はシロアリにとって
欠かせないモノなので
壊せば退治できそうな気がしますが
周りに逃げ出して被害を広げてしまいます。
蟻道を見つけたら
早い段階で駆除を依頼するコトが大切です☝️
2021.06.24
玉野市の工務店で新築・リフォーム
【ひと手間を惜しまない大工と建てる家】
レビウス匠です。
2階まるごとリフォーム中! ✧その2✧
分かりにくいですが
建て付け収納の扉の幅を細くしています✨
ガラスの引戸だった廊下の両側を
壁に作り替えたことで
壁の厚みが少しだけ
廊下側に出てきています。
廊下の突き当たりにある収納は
リフォーム前の廊下の幅に合わせて
作られていたため
そのままでは扉の開き具合に問題が…👀
狭くなった廊下でも
問題なく開閉できるように
扉の左右を削り
幅を調整して取り付け直しました👍🏽
リフォームするとき
一ヶ所に手を加えると
他の場所に影響が出てくるコトも
多いと思います。
前もって準備できるときも
予想外のコトが起きたときも
規格外のモノに臨機応変に対応できるのが
職人の技と経験かなと思います😊
少しだけ手を加えてあげれば
新調することなく
まだまだ使えるモノって
意外に多いのかもしれないですね。