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2021.11.11

鬼瓦

鬼瓦
玉野市の工務店で新築・リフォーム
【ひと手間を惜しまない大工と建てる家】
レビウス匠です。

昔の鬼と今の鬼

和風住宅の棟の端などに設置される瓦を
鬼瓦といいます。

建物のシンボル的要素が強い鬼瓦は
神聖な場所とされる棟端に
建物の守護を目的として
古くから使用されてきました。

厄災除けの意味を持つものや家紋など
様々なデザインがあったのですが
昔は鬼面👹のデザインが多かったため
鬼瓦と呼ばれるようになったそうです。

時代の流れとともに
鬼面に代わって雲・植物・浪をはじめ
宝珠や七福神など
デザインの種類が増えていきました。

鬼瓦と聞くと
鬼面や華やかな装飾が施されたものを
連想しがちなので
最近主流になっているシンプルなものも
同じように鬼瓦と呼んでいるのが
不思議な気分になる瞬間があります🤫

ちなみに✨
今は展示が終わっているのですが
鬼師と呼ばれる鬼瓦の職人さんが
大人気の“鬼のアニメ”とコラボして
鬼の瓦のモニュメントを製作したことが
話題になっていました。

伝統と流行を融合させることで
伝統のある技術や作品を
身近に感じやすくなる気がしませんか?

そんな機会が増えていくと
見過ごされていた良さを再認識できたり
新しい魅力が生まれたりと
愉しみ方も広がっていきそうですね🎶