室礼(しつらい)
玉野市の工務店で新築・リフォーム
【ひと手間を惜しまない大工と建てる家】
レビウス匠です。
日本の豊かさ
茶道や和食などの分野で使われる
『しつらい』という言葉があります。
『しつらい』とは
平安時代に生まれた言葉で
季節の移ろいや人生の節目に
感謝をしたり祈願をしたりするなかで
「もてなし」の心を込めながら
室内を飾り整えてきた先人の知恵を
意味する言葉です📝
外部に対して開放的な日本建築は
建具や調度類を配置して
生活や儀式の場を飾りつけるなど
『しつらい』を工夫することで
季節や状況の変化に対応してきました。
源氏物語にも多く登場し
平安時代の貴族社会で行われてきた
寝殿造りにおける『しつらい』も
室町時代の武士社会においては
書院造りでの儀礼的な意味が強まります。
この頃に『室禮』という漢字が当てられ
現在の『室礼』に至っているんだとか。
現代の建築において『室礼』は
単純に「空間や部屋の演出方法」という意味で
使われるようになりました🧐
茶道においては
「もてなし」と
「もてなし」の準備としての『しつらい』
という考え方が現代に継承されています🍵
季節感を住環境に取り入れながら
日本の伝統をインテリアに活かす感性は
日本人特有の民族性なんだそうです💫
慌ただしい時間が流れている現代では
昔のように季節の移り変わりを楽しんだり
客人だけでなく自らも「もてなし」たりという
『室礼』のための時間を作ることは
難しくなっていると思います。
季節感や伝統文化を感じとる力を
知らず知らずのうちに受け継いできた民族性が
日本人にあるとするなら…
季節を感じられる家づくりや
伝統文化を感じられるインテリアを
少しだけでも取り入れることで
落ち着いた温もりのある時間を
日常の中に作り出すことができるのかも
しれないですね😊
【ひと手間を惜しまない大工と建てる家】
レビウス匠です。
日本の豊かさ
茶道や和食などの分野で使われる
『しつらい』という言葉があります。
『しつらい』とは
平安時代に生まれた言葉で
季節の移ろいや人生の節目に
感謝をしたり祈願をしたりするなかで
「もてなし」の心を込めながら
室内を飾り整えてきた先人の知恵を
意味する言葉です📝
外部に対して開放的な日本建築は
建具や調度類を配置して
生活や儀式の場を飾りつけるなど
『しつらい』を工夫することで
季節や状況の変化に対応してきました。
源氏物語にも多く登場し
平安時代の貴族社会で行われてきた
寝殿造りにおける『しつらい』も
室町時代の武士社会においては
書院造りでの儀礼的な意味が強まります。
この頃に『室禮』という漢字が当てられ
現在の『室礼』に至っているんだとか。
現代の建築において『室礼』は
単純に「空間や部屋の演出方法」という意味で
使われるようになりました🧐
茶道においては
「もてなし」と
「もてなし」の準備としての『しつらい』
という考え方が現代に継承されています🍵
季節感を住環境に取り入れながら
日本の伝統をインテリアに活かす感性は
日本人特有の民族性なんだそうです💫
慌ただしい時間が流れている現代では
昔のように季節の移り変わりを楽しんだり
客人だけでなく自らも「もてなし」たりという
『室礼』のための時間を作ることは
難しくなっていると思います。
季節感や伝統文化を感じとる力を
知らず知らずのうちに受け継いできた民族性が
日本人にあるとするなら…
季節を感じられる家づくりや
伝統文化を感じられるインテリアを
少しだけでも取り入れることで
落ち着いた温もりのある時間を
日常の中に作り出すことができるのかも
しれないですね😊